大都市にはたくさんの内科があります。
新宿は国内でも屈指の競争率であると言えるでしょう。
そんな新宿だからこそ、さまざまな医療機関を比較して自分に合った内科を探し出すべきなのです。
今回は「こんな内科はおすすめできる」という、いくつかの条件を解説します。
「医師が話を聞いてくれる」
医師も人間ですので、診察の方法は人それぞれです。
しかし、患者の話をあまり聞かずに治療方針の決定を進めてしまう医師は、良質な医療を提供していると言い難いでしょう。
患者には自分の病気について知る権利、自分で意思決定する権利があります。
これは世界共通の医療理念であり、「リスボン宣言」という宣言にも記載されている要項です。
そしてこの権利というのは医師が一方的に話を進めるだけでは守られません。
医師が患者と「会話」を行い、意思をくみ取り、患者と共に治療方針を決定してゆかなければ、患者は権利を行使できないですよね。
患者としての権利を守るためにも、話を聞いてくれる医師のいる内科がおすすめになります。
「説明なしに薬を処方しない」
薬を処方する際、その薬がどのような薬なのかを、医師はしっかりと患者に説明する義務があります。
よく風邪で薬を処方する医師が多いですが、そもそもしっかりとした薬の説明を行っていれば、薬は必要ないと判断する患者も増えてくるはずなのです。
風邪は薬では治りませんし、薬で解熱すれば長引いてしまう可能性も高くなります。
しかし現実には、非常に人柄がよく患者の話を聞いてくれる医師であっても、薬についてはしっかりとした説明をしていない、ということが少なくありません。
たとえ風邪のような軽度な病気であっても、薬についてしっかりと説明をして、患者に処方するかしないか判断を委ねてくれる医師がおすすめなのです。
「通いやすい医療機関であること」
通いやすさと言うのは医療機関を選ぶ際に非常に重要なポイントとなります。
通いにくいがゆえに治療を放棄し、重症化させてしまう例は少なくありません。
もちろん1度だけの通院ならばそこまで気にならないかもしれません。
しかし繰り返し通院するのであれば、通いやすさも重要視するべきでしょう。
駅近であったり、夜間でも受け付けていたり、自分が通いやすい医療機関か否かを確認しておくことがおすすめです。
以上がおすすめできる内科の条件です。
これから内科探しをするのであれば、目安として考えてみてください。
既にかかりつけの医師がいるのであれば、自分が通院している内科はこの条件を満たしているのか、チェックしてみましょう。